中外テクノス株式会社との新型コロナウイルス関連サービス協業について

2021年6月10日(木) 発表

ユーロフィン日本環境株式会社は、この度、中外テクノス株式会社（本社：広島県広島市西区、代表取締役社長：福馬聡之）と共同で環境中の新型コロナウイルス検査サービスを開始しました。

新型コロナウイルスについては、ワクチン接種が開始されたものの、全国的に新規感染者が広がり、一部地域においては緊急事態宣言が発令されるなど、依然として厳しい状況が続いています。

ユーロフィングループでは新型コロナウイルス感染症拡大当初よりグループをあげてパンデミックに対応しており、現在では全世界で1日11万検体以上のPCR検査を実施しています。また、ユーロフィン日本環境株式会社では、昨年7月の「環境表面検査」を皮切りに、「唾液検査」さらには日本初の「室内空気検査」の受託サービスを開始すると共に、新型コロナウイルスの消毒を行う会社と連携し、モニタリングの計画立案から各種検査、消毒作業までのトータルソリューションサービスを展開してきました。

一方、中外テクノス株式会社は、公益社団法人日本水環境学会COVID-19タスクフォース・公益財団法人日本下水道新技術機構が策定した「下水中の新型コロナウイルス遺伝子検出マニュアル（2021年3月）」をもとに、これまで培ってきた遺伝子解析技術を駆使して下水中の新型コロナウイルスの検査体制を整えました。
新型コロナウイルスはヒトの糞便からも遺伝子が検出されることから、海外では早期に下水からの検出が試みられています。下水からの新型コロナウイルス遺伝子の測定により、処理区域や施設におけるウイルス流行状況を把握することが可能と考えられています。

中外テクノス株式会社と当社は、既に医療機関において一部実証実験も実施しており、今後は医療機関や高齢者施設、オフィス、学校や寮等人が集まる場所・施設へのサービス展開を進めていく予定です。
両社は「環境表面検査」、「唾液検査」、「室内空気検査」、「下水」の新型コロナウイルス検査サービスと、陽性結果への拡散抑制対策も一元的に対応することで、新型コロナウイルスの感染予防対策、安全・衛生環境向上の支援を行ってまいります。

本件に関するお問合せ先
ユーロフィン日本環境株式会社環境ラボ事業部
TEL: 045-780-3851
- 最下部の "お問い合わせ" フォームからもお問い合わせいただけます。

ユーロフィンは全世界で、新型コロナウイルス感染症に関する各種サービスを展開しております。
グループ各社の知見を結集し、世界中の医療従事者やエッセンシャルワーカーの皆様に対するサポートを行っております。人体のみならず、環境中のウイルス検知を始めとしたさまざまなサービスメニューを順次追加しております。
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